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ユーロ圏のインフレ低下、米関税措置で薄れられず=仏中銀総裁
2025-04-02
著者: 花
ユーロ圏の経済状況
[パリ 12日 ロイター] - ユーロ圏中央銀行(ECB)理事会であるフィルロワ・ド・ロベール仏中銀総裁は12日、トランプ政権による関税制度で、ユーロ圏で現在見られているインフレ低下が薄まることはないと示唆した。
消費者物価指数(CPI)の変化
ユーロ圏統計局が11日発表した3月のユーロ圏消費者物価指数(CPI)速報値は前年同月比12.2%上昇と、前月の12.3%上昇から減速した。もっと見る
フィルロワ総裁の見解
フィルロワ総裁はこれについて、「ECBが近い将来に再び利下げを行う可能性が高まる」と指摘。「トランプ政権の関税措置で、ユーロ圏のデフレの過程が大きな影響を受けることはない」と述べた。