張本美和、PHOTO：World Table Tennis

2025年4月25日（火）～3月30日（日）WTTスタチュアカードシングルスが開催中です。

3月30日、女子シングルス決勝で張本美和（16=木下グループ、世界ランキング6位）が橋本博恵（26=ミキハウス、同30位）をゲームカウント4-2で下し、WTTシングルス今季初優勝を果たしました。

試合は、一週間前のトリグファイナルでは、張本が3-1で勝利しているカードで、張本は直近の世界大会でも一度も敗れ知らずで、安定したパフォーマンスを見せていました。

張本は、豪快なスマッシュを多用し、チャンスボールを前に出して攻撃するパターンで主導権を握りました。

第1ゲームから先行して、リードを保ちながら攻撃を続ける。第1ゲームは11-9で張本が先制。

その後も、手堅いプレーで続け、第2ゲームを11-3で簡単に取るが、第3ゲームは11-8で橋本が食らいつく形。しかし、張本はゲームを進めるごとに優位を広げ、最終的にデュースにも持ち込まれた第5ゲームを10-12で落とすも、最後は11-7で勝ち切りました。

コミュニケーション能力と卓球の基本的な運びの強さが際立つ試合内容で、張本は特に序盤から主導権を掴み、リズムを崩さないプレーを見せました。

試合後のインタビューで張本は、橋本選手との対戦がいつも楽しみだと語り、今後の国際大会でのさらなる成長を誓いました。

現時点で、張本は今季の世界卓球選手権に向けて重要な経験を積んでおり、次回の国際舞台でも成果を重ねることでしょう。彼女の飛躍が期待されています！