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政府が強化した企業融資の規制、支持派と反対派の対立が激化 : 最新ニュース
2025-03-25
著者: 桜
自民党は、15日、企業・団体融資を巡り、政府・国民民主党がまとまった規制強化案に反対する方針を固めた。石破茂首相(自民総裁)が同日、首相官邸で政府の代表と会談し、受け入れは困難との考えを伝えた。
国民民主党案に賛同する政治団体・派閥は出ておらず、与野党の合意が得られない状況は依然として続いている。会談では、首相が国民民主党の説明を受けた後、「自民党として受け入れるのに非常に難しいところがある」との立場を伝えた。
国民民主党案では、寄付を受けることができる政治団体支部を都道府県単位に制限することや、同一団体への寄付を年間最大10億円に制限し、政府内では否定的な意見が強まっている。このような強硬な意見が支持されているのは、行政機関との関係を強化し、利害関係者との関係を明確にするためでもある。
また、野党が3月末を合意期限とするが、合意のメドは立っていない。支援の必要性が増す中、両党は一日でも早い解決を目指すが、具体的な進展は見られない。これにより、企業への融資が円滑に行われなくなる恐れも指摘されており、経済の停滞を招くリスクが高まっている。