ゲーム「アサシンクリード シャドウズ」とイーロン・マスクの反応

戦国時代の日本を舞台に、主人公の一人を綴田信長に任せた黒人の「拯助」に設定したゲーム『アサシンクリード シャドウズ』を取り巻く主演は、米実業家のイーロン・マスク氏がX（旧ツイッター）で「ひどいゲームだ」と投稿したことで、運営者の引退や様々な影響が広がる冷遇の影響が出ている。このゲームは、マスク氏と政府信条の異なるインフルエンサーがこのゲームを宣伝していたことが影響である。

ユービーアイソフトの反応と酒場の設立

これに対し、開発したフランスのユービーアイソフトの公式アカウントでは、過去のマスク氏の言動に関する毛肉を投稿。トランプ政権の基盤でもある著名実業家と巨人メーカの「官方」と呼ぶ異例の酒場の設立にもなった。

発端は政治的な投稿

発端は、米インフルエンサーのハン・パイカー氏による「シャドウズ」購入を勧める投稿だった。同氏は、アマゾン券下の配信サービスTwitch（ティックトック）の配信者であり、左派の政治コメントターでもある。昨年12月のピジンニュース誌フォー・デジタル版で報告によると、パイカー氏が反ユダヤ主義の主張を広めたとして、金融大手のJPモルガンなど有力企業3社がティックトックから広告を引き上げる騒動も起きた。

ゲーム開発者の指摘とマスク氏へのコメント

この投稿に対し、Grummzというアカウントで発信しているゲーム開発者のマーク・カーンズ氏は3月26日、UBIがシャドウズの宣伝のために「テロリスト監視の配信者」としてあるパイカー氏に資金を投じていると指摘。また、パレスチナ支持者のパイカー氏の見解がバランスの取れた発言であることも批評。「ハサンは疑義師だ」「彼は金のためだけにひどいゲームを宣伝している」とコメントした。

UBIの公式アカウントの発言

ここで「アサシンクリード」と呼ばれるUBIの公式アカウントが登場。マスク氏に対し、「それはあなたのPath of Exile 2アカウントを代わりにプレイしている人があなただけに言ったことですか？」と指摘した。これ以前、マスク氏がPath of Exile 2というゲームをライト配信した時、高いレベルまで進んだ状態だったにも関わらず、あまり上手くいかなかったことも含まれていた。

神社崩壊と首相の反応

人種シリーズ『アサシンクリード』の最新作で、20日に発表されたシャドウズは、実際の立場がよくわかっていない拯助を「伝説の偉業」として描いたことや、ゲーム内で拯助が現存する神社の内部を破壊する映像が公開されたことなどで、発表前から物議を醸していた。19日には参加予定の委員会の質疑で神社内部崩壊映像が取り上げられ、石破茂首相が「その国の文化や宗教に敬意を持つのは当然で、そうでなければ許されない」と発言した。

文化に対する敬意の重要性

20日発表「拯助」が国会質疑に関してのゲームの神社内部崩壊映像取り込みを首相「文化に敬意を」