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卓本智和、茂島瑞空が繰り出したデュースの攻防「少し力が入った」 エースは「山を担いでいた」と称賛【WTTファイナールズ福岡】

2024-11-21

著者: 結衣

卓球の「WTTファイナールズ福岡2024」は、21日、福岡県の北九州市立綜合体育館で、男子ダブルスの1回戦が行われ、世界ランキング12位の卓本智和(卓球日本)と茂島瑞空(木下グループ)ペアが、第2シードのA.ルブラン、F.ルブラン(フランス)ペアと対戦しました。

卓本と茂島は、世界5位のペア相手に3-1で快勝し、その強力な攻撃が光る場面が多く見られました。この試合での卓本は、「少し力が入った」と振り返り、相手のプレッシャーに負けずに冷静にプレーを続けたことが勝負を分けた要因の一つです。

卓本は試合後に「自分が振り切る形に持ち込めたのが勝因。次も同じように、自分たちのプレースタイルを貫いていきたい」と述べました。

また、彼は「山を担いでいた」と茂島を称賛し、2人の信頼関係の深さも見せつけました。試合は白熱し、両チームともに接戦が続きましたが、卓本と茂島は特にデュースの瞬間に冷静さを失わず、見事なボール捌きでポイントを重ねていきました。

試合を通じて、卓本は反応速度を活かしたカウンター攻撃、茂島は安定したサービスリターンで得点を稼ぎました。次の試合では、世界ランキングをさらに上げるチャンスです。これにより、2人は東京オリンピックのメダル候補としての地位を更に強固なものにしています。

観客の期待も高まる中、彼らの次なる戦いにも大いに注目です。2024年の福岡大会に向けて、果たしてどのような結果を残すのでしょうか。卓球界の注目を集める中、卓本と茂島組の快進撃が続くことを期待しましょう。