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ZIPAIRの西田社長、787型機新造機の受領について「期待しながら待つ」

2024-10-11

著者: 結衣

ZIPAIR(ティーゼットピー、TZP/ZG)の西田真澄社長は、2025年度に予定されている787型機の新造機の受領に関して、現在の進捗状況から遅延の可能性があることを認め、期待感を示しました。787型機の導入は、ZIPAIRのビジネスモデルにとって非常に重要であり、787-8型機8機の他に787-9型機の導入予定があり、同社はこれらを活用して国際線の拡大を目指しています。

ZIPAIRは、コロナ禍の影響を受けながらも、新たな挑戦を続けており、経営戦略の見直しと顧客サービスの向上に注力しています。787型機の導入は、その中でも顧客のフライト体験を向上させるための重要な一歩と位置付けられています。

現在、ZIPAIRは日本国内の路線に加えて、アジア市場の開拓にも力を入れており、2025年の計画には新たな国際路線の設定が含まれる見込みです。特に、787-9型機の導入により、より長距離の運航が可能となり、競争力を高めることが期待されています。

西田社長は、「787型機の導入は当社にとって大きな転機であり、顧客の期待に応えるべく努力している」と述べ、今後も持続可能な航空業を目指す姿勢を示しました。787の導入により、ZIPAIRは新たなビジネスチャンスを迎え入れ、成長を続ける意向を示しています。