エンターテインメント

2025年春、特別展示「吉田砂保里vs.リュウ」の激闘再び!カプコン創造期の資料から、リアルさにこだわった3DCG最新技術まで集う内覧会リポート

2025-03-19

著者: 陽斗

2025年の3月20日(木・祝)から6月22日(日)まで、ゲームメーカー・カプコンが誇る展示会「大カプコン展 —世界を魅了するゲームクリエイション—」が、大阪中之島美術館にて開催される。

この展示会は、過去の対戦格闘ゲームの歴史を築いてきた名作の数々を紹介し、特に「ストリートファイター」や「モンスターハンター」、且つ「バイオハザード」といった多くの強力なタイトルを生み出してきたカプコンの初期の展示をフィーチャーしている。また、開発者たちによる歴代のコミックや原画、ゲームの世界を集約したグラフィックワーク、体験型コンテンツなど、多彩な切り口でカプコンの世界に浸ることができる。

展示会の初日、3月19日にはオープニングに先駆けて記者内覧会が行われた。会場内でのコンテンツを一足先に体験できるため、その様子をお伝えする。

注目すべきは、3DCGの進化を十分に体感できる新作アニメーションで、『モンスターハンター』のリオレウスのリアルな動きが再現され、来場者が圧倒されるシーンが展開される。さらに、カプコン初の大型プラットフォームを使用したデジタル展示や、AR(拡張現実)技術によるインタラクティブな体験が用意されており、来場者たちが積極的に参加できる構成になっている。

また、展示の中で取り上げられる「吉田砂保里vs.リュウ」の特別映像や、ストリートファイター6のキャラクター解説座談会が行われ、リアルなアクションシーンが織り交ぜられるなどエンターテインメント性も十分だ。水中や空中での特殊な技が披露され、ファンにとって刺激的な内容が続く。ワクワクする展示内容に期待が膨らむ。

この展示は、単なるゲーム展示を越えて、今後も進化を続けるゲーム業界の可能性を体験する機会とも言える。これからのカプコンの成功に向けての思いが詰まった特別な展示会は、今後のゲームクリエーションの一端を知るための素晴らしい機会となるだろう。