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【2026年卒】学情「就職人気ランキング」トップ100発表!“7年連続1位”となった企業は?
2024-11-25
著者: 葵
近年、金融業界の求人が回復傾向にあります。
調査期間は2024年4月1日から10月31日まで。調査対象は2026年3月卒の大学生663名、内訳は大卒1年生です。また、5476人が有効回答を得ています。なお、回答方法は最も関心のある企業までの選択方式です。
調査の結果、総合ランキング1位は「三菱UFJ銀行」で、7年連続のトップとなりました。同社については、大手金融機関が持つ利点を生かして、業務面での強化や多様な投資案件への取り組みが推進されており、2023年度の決算では過去最高益を記録しました。三菱UFJ銀行はその中でも非資源分野を主力としており、他の4社が資源関連の影響の下落などで前年度から純利益を減少させている中でも、唯一増益を達成しています。
次いで、2位は「味の素」、3位は「任天堂」となりました。「味の素」は昨年10位から、また「任天堂」は昨年4位から、それぞれ順位を上げています。
特に、今回の調査では金融業界の求人が大幅に増加していることが明らかになりました。昨年はトップ100に入ったのが「三菱UFJ銀行」だけでしたが、今年は3行がトップ100入りしており、同社は「日本経済の回復を反映し、日銀もマイナス金利政策を織り込み資金利益を拡大していく」とコメントしています。これにより、2024年度も金融業界は利益増加を見込んでおり、安定した雇用環境が期待されています。
(オトナンサービス編集部)