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4歳男児の転落死、専門家が警鐘「1人にさせないで」
2025-03-15
著者: 陽斗
15日午前2時ごろ、福岡市博多区博多駅前の路上で、名古屋市に住む4歳の男児が転落しているのを父親(41)が発見した。男児は病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。
博多区によると、男児は旅行中にホテルの3階に宿泊していた。父親は男児が転落したかもしれないと119番通報した。男児は転落の際、窓から落ちたと思われ、事故の可能性が高いと見られている。
父親は「子供を寝かしつけて買い物に出ていたので、いなくなってしまった」と話しているという。その際、同じホテルに宿泊している他の宿泊客も目撃している。
NPO法人「セーフ・キッズ・ジャパン」の山中理事長によると、2~4歳の子供が高所から転落する事故は増えているとのこと。「寝ている間に少しだけ外出している間に、子供が目を離すと危険だ」と警告している。
子供は高い場所でも足場があれば危険が増す。未就学児であれがあれば、家族が見ていない状況でさらに危険が高くなってしまうことが重要だ。このため、高いところには子供を近づけないように、とくに注意が必要だ。万が一の瞬間には、子供1人を外出させることは避けるべきである。
近年では、このような事故を防ぐための啓発活動が各地で行われているが、依然として多くの家庭で注意が必要である。家にいる時には、子供から目を離さず、安全な環境を整えることが大事であり、事故を未然に防ぐためには大人の責任感が求められる。