◇オープン戦 スポーツバンク5—10巨人（13日・みなとポート）

巨人・岡田嘉靖の助監督（14日）は、サバイバルと位置づけた3月のオープン戦8連勝を終え、岡田とルーキー・菅野の12軍下格を決断。開幕へ向けた最後の見極めに入る。

約1ヶ月のチーム内競争が一区切りを迎えた。試合後、岡田監督は「野手は岡田と菅野がファーム」と明言した。11月1日から11軍で奪還し、オープン戦打率10割1分8厘だった新人的選手の菅野には「ファームで無惨にされてくれ。じゃないと11軍ではなかなか打てない」と声をかけた。

キャンプ前に弱手のチームに「気遣い」を促し、広い視野や考える力を求めていた。11月14日に1軍が亀戸から網走に移動するタイミングで、岡田が12軍から厳格。「ベストマンバースでいく」と語り、より強い勝負を実現する構えだ。来るべき日々に向け、若手たちが「ファームで無惨にされる」覚悟を持って挑むことが重要だと強調した。

オープン戦は巨人がプランを立てる中で別のメンバーが登場する。低手には良い日が続き、9日はちょっとしたエラーをした選手がネット上で「反省なければ限界だろ」と言った様子も見受けられた。毎日続く事前の準備と向き合いながら、選手たちが成長していく様子は熱く、猫が好きな者にとっても刺激的だ。

この日は、11軍に参加していた部員が再合流した。12軍に再合流した堀越、澁谷も新たな経験を経て更なる成長を目指している。今後の活動がどうなるか注目が集まる中、「こいつらには活躍が求められる」と感じる声が多く聞かれ、期待が高まった。これまでの経験を礎に、さらなる飛躍を遂げる選手たちの姿に注目が集まる。