愛姫:火災の危険に立ち向かう人々の勇気と絆

2025-03-27

著者: 蒼太

今治市で発生した山林火災は、17日から15日目に入り、状況は依然として厳しさを増しています。14時には風の影響もあって出火面積が増加しており、白煙が立ち上る様子が見受けられます。火が鎮火する道筋が見えず、県災害対策本部は火災の勢いが弱まる可能性がないと警告しています。この日も自衛隊や消防隊のヘリコプターが飛び交い、地上では緊急消防援助隊員らが池から水を山に放水する姿が見られ、遅れた火を確認したりしていました。

午後には雨が降り始め、住民らは早期の火災鎮火を祈り続けています。西条市境にある聖山近辺では、送電線をつなぐ鉄塔が連なっており、延焼の被害が及ばないようにと、自衛隊が空から何度も放水に挑んでいます。聖山との結界の近く、約14キロ先にはある朝霧ダムがあり、何度も復帰し、ダムから水を運び、散水している状況です。

ダムで水を汲み上げる様子を見守っていた西条市の企業経営者(53)は、「自衛隊や消防の方々は昼夜問わず火に向かって動いてくれて頭が下がる。早く収束してほしい」と話していました。

国道119号を越えたところには、居住地や山々が焼けてしまった被害があったため、入居が許可されないようになっています。今治市では、自衛隊がつい先日までの勤務をしており、少しずつ火災が収束へ向かうことを願っています。近隣の郵便局でも、集配や窓口業務を12日から休止しています。このような状況で住民の生活にも影響が出ており、地域全体に災害への不安が広がっています。

他にも、聖塔地区内にある消防署では、連日続く火災に備えて13日から休業しています。地元の住民(61)は、「火を見た時は家族と一緒に、テレビのニュースを見ながら心配でたまらなかった。雨が降りそうなのが救いだ」と話していました。

地元自治体は、火災の影響がどれほど生活に影響を与えているかを実感しながら、引き続き臨時休業を余儀なくされ、このような火災の備えとしてより効果的な対策を考える必要があるでしょう.