テクノロジー

愛らしいかつ送られたニコニコ絵文字。Androidユーザーには、驚きが潜んでいるように映っていた

2025-03-27

著者: 結衣

iPhoneとAndroidを分ける悲しい壁。

絵文字は、開いたスマホによって見た目が微妙に違うんです。スマホの環境に合わせて表示されるので、iPhoneの画面で見れる絵文字とAndroidでは違って見えます。

iPhoneで見れるのは、Appleが提供している「Apple Color Emoji」です。一方、Android端末の中でもPixelなどで見られるのは、Googleの「Noto Color Emoji」です。ちなみに、Android端末の絵文字は、メーカーごとに異なることが多く、事態をさらに複雑にしています... 

でも、あなたが送ったその絵文字、デザインの違いで意図した通りに伝わらないかも?

iPhoneとGoogle Pixelでは、驚きの絵文字の違いが際立ちます。

えっ、そんなにデザインが違っちゃうの?

こんなに基本的には同じなのですが、特にデザインが結構異なることも。

たとえば、Googleの太陽やピエロは通常のようで、コンビニに関してはどちらもそのデザインが大きく異なります(Googleの方はファミマとセブンを足した感じでちょい悪い雰囲気)。

こちらの絵文字、iPhoneでは正式であり、Pixelでは片膝立ちしています。

この絵文字の、統一名称であるUnicode Nameは「Kneeling Person(ひざまずく人)」です。「ひざまずく」と言えば、日本では右膝をついてそのようなイメージですが、「Kneeling」という言葉自体に特に部分に特定する意味はありません。このため、世界的に見れば、片膝でも好ましくないわけではありません。

だが、iPhoneユーザーがこの反対の意味を含んで、この絵文字を送った相手がPixelユーザーだった場合、「何? なんか待機してるの?」なんて思いを抱くかもしれません!

Googleの動物たちは、まるで可愛らしい

動物たちの絵文字の違いは顕著です。Googleの絵文字はユルキャラ感があって可愛らしい。しかし、Appleの方はやたらリアル。

Google端末のユーザーが、可愛い雰囲気を出すための絵文字を入力したとしたら、Apple端末のユーザーには着せ替えられないので注意が必要です。リアルさを引き立てる情報を送りつけられた時にはたまに困惑するものです。

地雷の絵文字には要注意

そして、肝心なことが一つ、この絵文字は危険ですね。相手への感情を伝えるのに便利な絵文字ですが、しかしデザインの違いで伝えたい内容が大変なことになる場合もあります。

なにせ、それがあるんですもん、地雷の絵文字。

見比べてみてとしたのが、片手を広げてニコニコ笑っている、この絵文字です。

Apple製品では、今でもハグしているような可愛さがありますが、Pixelの方では、顔がなぜか傾いて浮いていて、目線が見下ろしているように見え、不気味な笑みをさせている。

Appleが提供する製品の中でも、いまだハグしているような可愛さがありますが、Pixelの方では、顔がなぜか傾いて浮いていて、目線が見下ろしているように見え、不気味な笑みをさせている。このため、ちょっと不快感を持つことがあります。

とにかく、iPhoneユーザーの意図よりも、Pixelユーザーには多少のハプニングが起きることがあるかもしれません。皆さんは、どのメーカの絵文字が好きですか?iPhoneユーザーの私は、Googleの可愛い動物系の絵文字を使えるようになりたいです。

そしてこの二つの絵文字、実は多くの場面で違和感を引き起こすことがあります。特にInstagramでの利用の際に気を付けなければいけませんね。