北海道初の大雪が歴史上最も遅くなる可能性?3連休も穏やかな行楽日和に (気象予報士 岡本 陸 2024年10月11日)

2024-10-11

著者: 健二

北海道では、明日12日(土)からの3連休、特に日中は全道晴れ間が広がるとの予報です。紅葉狩りなどの行楽にうってつけの天気となるでしょう。12日の夜から13日の早朝にかけては、道北や道央では雨が予想されますが、一時的なもので、この3連休中は各地で晴れ間が広がる見込みです。

さて、例年に比べ、今年の初雪は遅く、北海道の積雪観測が最も遅くなる可能性があります。最も遅い記録は2004年の10月15日ですが、今年もその記録更新が危惧されています。この3連休も大雪の可能性が普段より低く、日中は暖かい環境が保たれる見込みです。

特に、12日の昼間は南からの暖かい風が北海道に影響を与え、気温が平年より高くなることが予想されています。この影響で、13日の朝の冷え込みも軽微であるとされています。

今後の天気の推移によりますが、記録的な初雪がこの3連休中に観測される可能性は低く、道内では穏やかな秋の日和が続く見込みです。紅葉シーズンを楽しむには絶好のチャンスです。