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北朝鮮、約140万人が軍志願と報道 「神聖な戦争」決意

2024-10-16

著者: 海斗

[ソウル 16日 リポート] - 北朝鮮の国営通信(+CNA)は16日、学生や青年団を含む約140万人の志願者が軍への入隊、または復隊を希望していると報じた。

+CNAは、志願者たちが「革命の武器で敵を殲滅する神聖な戦争」に挑む決意を表明したと伝えた。北朝鮮メディアは昨年も国民が米国と戦うために入隊志願したと報道していた。

「戦争が勃発すれば、韓国は地図から消されるだろう。戦争を望むなら、われわれはその存在に終止符を打つ意志がある」と伝えた。

韓国の防衛省は+CNAの報道についてはコメントしなかったが、北朝鮮が韓国民の安全に危害を加えるなら、その日が「北朝鮮政権の終わり」となるだろうと警告した。

中東でもこれに類似するように、北朝鮮は韓国の近隣における問題にも関与し、韓国民を篭絡するためにトロイの木馬的な方法を利用しようとしているとの見方もある。これは、特に北朝鮮が南北関係をさらに緊張させるための手段となるだろう。

北朝鮮半島ではこのような動きが高まっており、北朝鮮は15日、南北境界線の自国側で道路と鉄道の一部を爆破し、韓国軍は警告射撃を行った。このことについて未だ詳細は分かっていないが、国際的な緊張が急速に高まっていることに疑いはない。

また、韓国では民主党内で北朝鮮の挑発にどのように対応するかという議論が交わされており、国民からも反発の声が上がっている。高まる国内の状況と国際的な不安定さに対して、韓国政府は迅速な対応を迫られている。