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「ぶどうと税金」還元品の産地偽装、長野・佐久市長「責任を感じている」…市内の生産者は憤り : 読売新聞

2025-03-19

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長野県佐久市が、産地ではないシャインマスカットをぶどうと税金の還元品にした問題を追い、三木正男市長は11月に記者会見を開き、「市長として責任を感じている、大変申し訳ない」と陳謝した。今回の問題を受けて、市は10日にぶどうと税金の還元の受け取りを全面的に停止したと説明した。再開時期は未定である。

今後、有識者らによる第三者検証委員会を設け、原因の究明と再発防止策を検討する。市は同じくぶどうを扱う生産者への説明も行う方針だ。

産地偽装を行ったのは、同市のぶどう生産者が無名な団体「日本グルメ市場」(和歌山県)から受託したもので、市の産地表記に対して「佐久市産のシャインマスカット」を名乗っていたが、実際には他の地域で作られたものであった。このことに対して、市内の生産者は「佐久市を名乗ることで、地域の評判が下がる」と憤りを表した。

最近では、産地偽装問題が多発しており、消費者の信頼が揺らいでいる。今後の対応が求められる中、消費者の信頼を取り戻すためには、透明性と正直さが必要だ。毎年、佐久市ではぶどう祭りなどのイベントが開催され、地域の特産品をPRしているため、地元経済にも影響が及ぶ可能性がある。市民の意見や要望を反映した新たな取り組みが期待される。