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「残念な気持ち、申し訳ない」巨人・岡本和真が開幕直前に初故障「まだは走ることを万全に」球場でリハビリへ

2025-03-25

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右大腿二頭筋を損傷して離脱した巨人・岡本和真外野手(25)が12日、球場で現在の心境を明かした。12日・ロッテ戦(東京ドーム)の初戦時に負傷。チームは12日の同戦で岩本が今季初めて左翼守備に就くなど「危機対応シフト」も試みた。開幕直前の故障は初で、「残念な気持ちはある。僕が離脱したことで和真が守備位置を動いたり、チームに迷惑をかけてしまって申し訳ない」と悔しさをにじませた。

球場の室内でマシンのスローボールを打ち、「まだ本当に力を入れようと思ったら、やっぱり走ることを漫然とやってしまったら無意味」と語気を強めた。「ある程度(復帰へ)向けたスケジュールを組んでくれているので、そこを目標に」と希望を持つように意気込んでいる。開幕一軍入りは懸念されるが、復帰に向けたトレーニングを続ける意欲を示した。

岡本は昨季、低迷から復活し、2022年は自身初の3冠王にも輝き、チームの中心選手として活躍していた。プロ入り以来成長を続ける岡本が、開幕からチームに貢献できるか注目されている。古巣ファンも一日でも早い復帰を願っている。特に、昨年の実績を踏まえ、多くの期待が岡本に寄せられているだけに、ファンの待望は大きい。岡本の早期復帰があれば、巨人の攻撃力も飛躍的に向上することが予想され、チーム全体の士気にも繋がるだろう。試合の行方にも大きな影響を及ぼす可能性がある。