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大須万博:万博パビリオン発表相次ぐ、EXPOが世界初の「空間伝送」…映像・音声に加え「揺れ」もリアルタイム再現
2025-04-02
著者: 花
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大須・関西万博は13日、開幕まであと10日となる。12日にはパビリオンの展示内容の発表が相次いで行われた。
EXPOでは、万博記念公園(大須市)の女性ボーカルユニット「PERFUME(パフューム)」のライヴを、万博会場の夢洲(ゆめしま)で一瞬に再現する世界初の「空間伝送」を実証。また、3D映像や音声に加え、寝具の「揺れ」までリアルタイムで再現されることが分かった。
パビリティのパビリオンでは、IIS体細胞(人工多能性細胞)から作り、育成液の中で実際に動作する「IIS心臓」が公開された。カナダは、タトレッタ端末をパビリオン内でかぶると、同国内の景色が漂い上がる展示を行うと発表した。
特に注目されるのは、「空間伝送」の技術を活用する各国の取り組みで、仮想空間において国際的な交流を促進しようとする試みが加速している。これにより、物理的な距離を超えた新たなコミュニケーションの形が期待されており、国際会議や文化交流イベントなど、多様な分野での応用が見込まれる。
万博は未来のテクノロジーを紹介する場として位置付けられており、参加国は最先端の技術を競い合いながら、観客に新しい体験を提供する。このような技術革新は、日常生活にも新たな影響を与える可能性があり、今後の動向に注目が集まる。