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ダイオウイカが漂流 全長2m「実物は脅威」島根の大浜海
2025-03-10
著者: 蒼太
深海に生息する巨大な「ダイオウイカ」が19日、島根県松江市の大浜海岸沖に打ち上げられた。地元の漁港センターの職員が、海岸を巡回中に発見した。全長2メートルもの大きさで、職員は「実物は脅威がある」と驚いていた。
ダイオウイカは水深600メートル、または水温6〜10度の海に生息し、小型の甲殻類などを捕食するために泳ぐことができる。全長10メートルを超えることもあるため、発見された個体は比較的小さいものだといえる。
同日午後2時ごろ、職員が大浜海岸西部の海面を漂流するイカを見つけた。流れていた時期は不明で、動かなくなっている状態だった。このようなケースでは、同じ船舶の職員たちが連携して周辺の調査を行うとのことだ。
発見後、地元の漁港ではダイオウイカに初めて出会ったと話す職員が記録を取り、写真や動画で記録した。「海中で出会うと、長い腕や巨大な目がより目立つ。泳いでいるときに遭遇したら驚くでしょう」と述べた。特に、深海に生息している生物が人間の目に触れることは非常に珍しいことだ。
ダイオウイカの生態や行動についてはまだ多くのことが解明されていないため、専門家たちの興味を引いている。この発見によって、さらに研究が進むことが期待されている。