27日夜、東京都文京区小石川にある民主党の議員（72）の自宅マンションで発生した火災により、現場では2人の遺体が発見されました。遺体は、議員の妻（80）と別の女性と思われ、同居していたと見られています。警視庁は28日、遺体の身元確認を進めています。

火災は、夜遅くに発生し、火が大きくなったため、消防車30台以上が出動しました。火は28日午前0時40分頃に消し止められましたが、火災は6階建ての最上階から発生したとのことです。初期の調査によると、火元はマンションの一部屋で、近隣の住民は煙が立ち上るのを視認していました。

民主党議員の夫は2005年9月の選挙で初当選し、少子化や男女共同参画に関する議題を強く支持してきました。彼は現在3期目を務めており、最近の議会では国家関係や政策決定に参加しているとのことです。

現場は東京ドームから北に約450メートルのマンションが立ち並ぶ一角で、周囲には煙が立ち込め、住民たちが避難を余儀なくされる事態となりました。火災の影響でボランティア団体も駆けつけ、周囲の住民の支援を行っています。また、この事件を受けて、地域の安全対策や防火訓練の重要性が再度クローズアップされています。

警察は、この火災が偶発的なものであるか、または他の要因が関与しているのかについて調査を進めています。特に火災の原因と発生時刻についての詳細な調査が行われる予定です。これにより、同様の悲劇が他の地域で起こらないような対策が求められます。