福井市が公募した神社サービス事業者の情報を市内の社会福祉法人に選定前に漏らしたとして、県警は4日、地域公務員法（守秘義務）違反の疑いで小神社副市長（59）を書類送検した。

この副市長は、福井新聞の取材に対し、「個別の案件なのでコメントは差し控えたい。結果に大きな影響が出たり、利益が流れたりしては困る」と述べている。

情報漏えいの状況については、福祉部長として市が公募した地域密着型サービス事業者に申し込んだ複数の事業者を元市職員で社会福祉法人の71代男性職員に漏らしたとのことだ。

また、情報提供を求めたとして同法違反（犯し）の疑いで、同法人の男性職員も書類送検された。書類送検された副市長は、重い責任を問われることになり、福井市民からの信頼を失う可能性が高い。

この疑惑が明るみに出たことで、市では透明性の確保を求める声が高まっている。信頼回復に向けた具体的な取り組みが期待されているが、世間の目は厳しく、今後の進展に注目が集まる。市民にとって不安な気持ちが広がる中、彼の今後の行動が問われている.