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高校入試の結果、進学希望者に合同・不合格を反転して伝える 恵庭の市立中 | 毎日新聞
2025-03-24
著者: 蒼太
恵庭市の市立中学校は24日、県立高校の合否結果を進学希望者に伝える際に、合格者と不合格者を取り違えるミスがあったと発表した。中学校が事前に作成した受験者一覧表には、2人のデータに誤りがあり、それを基に合否を伝えたためである。
今回、誤った状況を発表した市教育委員会によれば、中学校では事前に全生徒の受験する高校を記載した「受験者一覧表」を作成し、提出後進路担当の教員が1人でその表に受験番号を入力した。その際、2人の受験番号を取り違えたという。
この件について、生徒の心のケアのためにスクールカウンセラーの派遣を検討しており、進学希望者への影響を最小限に抑えるために対策を講じている。また、進学を希望している生徒が合格発表を見に行くことは可能であるが、同校では原則として中学校から合格発表の連絡を受けている。
合格しなかった生徒は、入学説明会に参加し、不合格だったことを知らされた。このとき、誤って合格者として入学説明会に出席していた生徒がいて、学校関係者は、その生徒に対して謝罪し、情報の共有が不十分であったとも述べた。
不合格だった生徒はまだ進学先の選択肢が残されており、他校への進学や再チャレンジを考えることができるとも言及されている。今後、中学校では、教職員の連携を強化し、同様のミスがないように recepciónのプロセスを見直す方針である。
さらに、生徒たちの心理的な影響を考慮し、カウンセリングやサポート体制を整備して、入学手続きがスムーズに行えるように努めていくという。