【ソウル共同ニュース】韓国の文在寅（ムン・ジェイン）前大統領の妻であるキム・ジョンソ氏が、5日未明、ソウル市内で飲酒運転をして立件された。血中アルコール濃度は免許取り消し基準（0.08以上）を超える0.114だったという。警察によると、キム氏は午前2時15分頃、ソウル・菊泰院の道路で車両を運転しているところを発見され、停止命令に従ったという。

その際、携帯電話での通話を行っていたことが確認され、運転中の注意義務違反がさらに悪化する形となった。警察は、キム氏が運転する車が他の車両と接触したとの報告を受けて調査を開始していた。

直後、出動した警察官がキム氏に呼びかけ、アルコール検知器で測定した結果、衝撃の数字が示された。文氏の名誉や影響力が問われる場面で、国民の関心が高まり、SNS上では賛否が分かれた意見が飛び交っている。

また、韓国では近年、飲酒運転に対する取り締まりが強化されており、特に有名人や公人による違反は社会的議論を引き起こすことが多い。この事件を受けて、韓国のネットユーザーたちは、法の適用について公平性を求める声を上げている。

文在寅前大統領からの影響が大きい地域では、このようなスキャンダルが彼の支持基盤に影響を与える可能性があり、今後の政治的な動きにも注目が集まっている。