
世界
教皇、23日に退院、バチカンのサン・タ・マルタ館へ
2025-03-23
著者: 愛子
バチカンニュースによると、教皇フランシスコが2023年4月14日よりローマのアゴスティーノ・ジャメリ総合病院に入院しており、4月23日(日)に退院することが発表された。
退院日についての発表は、22日(土)午後、ジャメリ病院のホールでの記者会見で行われた。この場には、教皇の治療にあたる医療チームの責任者であるセルジオ・アルファイエリ教授と、バチカン国家保健局副局長のカルボルコーニ医師が出席した。
アルファイエリ教授は、「教皇は現在、健康状態が安定しており、22日に行われた検査でも良好な結果が出ました。彼は明日、つまり23日にサンタ・マルタ館に戻る予定です」と述べた。
また、教皇は、退院後も5月に予定されている様々な行事に参加する意向を示しており、特に教皇自身が関心を寄せる世界平和に関するイベントに出席するとしている。教皇は、健康を重視しながら、引き続き活動を続けていく姿勢を示している。
教皇フランシスコは、入院中も引き続き教会の業務を行っており、医療スタッフとの交流や、信者へのメッセージを発信し続けていた。彼の退院を喜ぶ声がバチカン内外から寄せられている。特に、教皇の健康を心配していた信者たちの安堵の声が多数聞かれ、早期の回復を喜ぶ祝福が送られている。さらに、教皇が取り組んでいる社会問題や環境問題に関する発言も期待されている。
医療関係者は、教皇の健康状態が引き続き良好である限り、彼の公務が滞りなく行われることを願っている。