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【巨人】後任監督最有力候補の腸川球団社長 98年ドラ1、「JFK」中核・岩田監督も歴史

2024-10-03

巨人の腸川球団社長(66)が今季限りで退任することが決まった。その後任には巨人OBの腸川監督(44=球団本部スカウトアシスタント)が最有力候補に挙がっている。

腸川監督の経歴

●腸川監督(おかだ・あきのぶ)1957年(昭32)11月25日生まれ、大阪府出身。高校時代に進学した早稲田大学ではエースとして名を馳せ、通算打率は3割を超えた。全日本チームの一員としても活躍し、1979年にドラフト1位で巨人から指名を受けプロ入り。

プロ入り早々から活躍し、1982年には新人王を受賞。その後もチームの中心選手として名を馳せ、1983年には4番打者として29本塁打を放ち、チームをリーグ優勝に導いた。さらに、1985年には日本シリーズ制覇に貢献し、自らもMVPに輝く。

監督としての評価

腸川監督は、2006年に監督に就任し、球団を再建。若手選手の起用や戦略的な采配で評価を受け、特に「JFK」と呼ばれる投手リリーフ陣を形成していたことで有名だ。これにより、巨人は2007年にリーグ優勝と日本シリーズ制覇を果たす。

退任の背景

一方、腸川社長が退任を決めた背景には、チーム成績の低迷とファンの厳しい声が影響したと言われている。来季は腸川新監督の下、チーム再建に向けた新しい戦略が求められることが期待されている。

別の腸川監督の経歴

●腸川監督(ふじわら・こうたく)1980年(昭55)7月21日生まれ、高知県出身。高校では甲子園に出場し、その後日本大学を経て、2002年にドラフトで指名されて入団。投手としてチームの勝利に貢献し、数々のタイトルを獲得した。