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楽天モバイル不正契約、無職17歳は「主役」…中高生2人は「行政区議員」の職業: 読売新聞

2025-03-21

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携帯大手「楽天モバイル」のシステムに不正接続し、通信回線を契約した疑いで詐欺が行われた事件が発覚しました。無職の17歳の少年が「主役」として逮捕され、他に中高生2人が関与していたこともわかりました。彼らは不正契約を利用して、高額な通信サービスを複数契約し、利益を得ていたとされています。

事件の背後には、ネット上で広がる詐欺行為や新手の犯罪があると警察は警告しています。この場合、誤った行為に加担する若者達の多くは、他者への影響を考えずに楽しむことだけを追求しているようです。警察庁は「中高生を狙った詐欺行為が増加している」とし、これまでに判明しただけでも数十件の不正契約が報告されています。

また、調査によると、無職の17歳は、ネット掲示板で知り合った仲間と共にお金を得るための手段として、この犯罪に加担したことも示されています。若者向けのサブスクリプションサービスやモバイルゲームなどが流行する中、簡単にお金を稼げる手法にハマってしまう危険があるため、保護者の注意喚起が望まれています。

この問題を受け、楽天モバイルは今後の不正行為を防ぐために、契約手続きの見直しや、より厳格な本人確認を進めると表明しています。

さらに、移動通信分野における不正行為への関心が寄せられ、全国での連携による捜査や対策が強化される見通しです。これは単に個々の犯罪としてではなく、社会全体に関わる重大な問題として認識されています。企業や行政も協力し、善意のユーザーを守り、犯罪者の排除に努める必要があります。各自の責任を再認識することが求められています。