
マクロン大統領に再び舌鋒、ウクライナ危機で指導力-支持率も回復
2025-03-20
著者: 海斗
アメリカのトランプ大統領が地政学的な戦略で同盟国に迫るなか、欧州のリーダーの一人が再び舌鋒をしっかりと立てています。それは、フランスのマクロン大統領です。彼は最近、国民投票で過半数の支持を失った後、国民の信任を取り戻しつつあります。
マクロン大統領は、続くウクライナ危機において、フランスを守るために他国と連携する必要があると強調。特に、ウクライナへの軍事支援をする国家とも連携し、対抗策を講じることが不可欠だと訴えています。
ウクライナ連合(EU)の12か国は、20日から21日にかけて、首脳会議を開いており、各国が集結し福祉目的での連携に向けた議論が行われています。ただし、この取組みにおいて、マクロン大統領はトランプ大統領との直接的な対決を避ける姿勢を見せる一方、ウクライナへの支援を強化しようとする意向を明らかにしています。
また、26日にはトランプ大統領との電話会談が予定されており、そこでの発言が注目されます。マクロン氏は、ウクライナに向けて兵器供給の完全停止を求めるなど、強硬な姿勢を貫く意志を示しています。
このウクライナ危機の中、マクロン大統領は同盟国とともに協力を進め、各国の行動を近づけた結果、フランスの支持率が回復してきているのです。最近の調査によると、彼の国民支持は過去最低から回復しつつあり、フランス国内の支持基盤を固めつつあります。
重要な点として、マクロン大統領は18日に行われるEU首脳会議で、ウクライナへの支援をリアルタイムで強化する方向で合意する見通しです。このような状況下で、独自のアプローチを進める姿勢も評価されており、今後のフランスの外交政策への影響が期待されています。