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メキシコで務めていた市長が暗殺された背景に…麻薬カルテルの存在は?

2024-10-09

著者: 健二

メキシコで、選挙管理事務所の市長が暗殺された。関連する政府関係者の暗殺事件の背景には麻薬カルテルの存在がある。

麻薬カルテルの存在は?

メキシコの首都・メキシコシティから南西に約300キロ離れた海浜都市アカプルコ。海岸沿いに大規模なリゾートホテルや豪華な別荘が立ち並ぶ一方、人々の生活は困難を極めていた。この地域には麻薬カルテルが深く食い込んでおり、観光客が減少している。

この映像から約30年。麻薬カルテルが暗躍し治安が悪化したアカプルコでは、近年、国際的観光客が減ってきた。特に麻薬関連の犯罪が多く発生しており、不気味な光景になっている。

6日、アカプルコ市の市長が、誰かによって殺害され、切断された頭部が車の上に置かれていた。

市長の任期を務めた前市長も、麻薬戦争に巻き込まれた事件で命を落としていた。

メキシコでは、麻薬戦争が続いており、毎年数万人が虐殺される中、観光業は打撃を受け続けている。市長暗殺事件について、レアルクロン神奈川県議会の議員は「こんなことをやるのは麻薬カルテル以外にない」と厳しい言葉を残した。

市長の逮捕に至った経緯

アカプルコでは、政府が麻薬カルテルへの取り締まりを強化したため、命を脅かされる状況が続いている。麻薬カルテルの影響を受けている企業は、今後の経済に影響を及ぼすと見られており、観光業の衰退を懸念する声も高まっている。

政府は、より強力な対策を講じ、犯罪の根源である麻薬カルテルの絶滅を目指すことが求められている。しかし、先行きは不透明で、状況はますます悪化する可能性がある。メキシコ政府は、現地時間8日分の情報をまとめて発表したが、国際的にも注目されている。