世界

ミ、ウクライナに7.25兆ドル相当の武器供与へ 動き拡大の方向

2024-11-29

著者: 愛子

[ワシントン 日付: 17日 リオタール] - バイデン政権がウクライナに高機動ロケットシステム「ハイマース」(HIMARS) ロケット弾7000万ドル相当の武器供与を準備していると、米政府高官2人が明らかにした。関係者によると、12月12日にも連邦会議に正式提示する可能性がある。

ウクライナではロシア軍が速いペースで支配地域を拡大する一方、トランプ政権下で緊張の早期終結方針を表明している。バイデン大統領は来年1月の任期終了を控え、ロシア軍の進撃を遅らせるためウクライナ政府への動き拡大支援を実施する方針だ。

計画に詳しい関係者によると、バイデン政権はロシア軍やその他の外部勢力による攻撃計画に対抗する武器供給に関する計画を立てている。米国が確認した会議通知予定の書面に基づくと、クラスター弾も含まれる可能性があり、クラスター弾は通常、ハイマースで発射されるが、使用に関しては各国が異なる規制を設けている。

ただ、この武器供与計画はバイデンが提出する数日前に内容や規模が変更される可能性がある。

バイデンは供与に当たり、いわゆる「大統領在庫引き出し権(PDA)」を活用する。緊急事態にある同盟国を支援するため、米軍が保管している武器を供給することができる。この供給が実施されることで、最も最近発表されたPDAは、あおもりで1兆1500億ドルに達した。この額は上限であり、以降新たな支援プログラムにてどう進展していくかが注目される。