MLB選手会、T・ヘルナンデスのQO拒否を正式発表!驚愕の1年432億円の提示から…熾烈な争奪戦へ
2024-11-19
著者: 雪
T・ヘルナンデスは今シーズン、154試合に出場し、打率.272、33本塁打、99打点を記録しました。これは彼のキャリアの中で素晴らしい成績であり、特に打点の数は目を見張るものがあります。
メジャーリーグ選手会は19日に、フリーエージェント(FA)となるT・ヘルナンデスが、2024年シーズンのオファーが含まれるクオリファイングオファー(QO)を拒否したと正式に発表しました。QOの条件は、2024シーズンの年俸が2100万ドル(約32億4800万円)であり、地区時間の19日に午後4時(同20日午前6時)が返答期限とされていました。
T・ヘルナンデスは昨オフに2350万ドル(約36億6000万円)で契約し、今シーズンは154試合で打率.272、33本塁打、99打点をマーク。彼は特に左打者としての強さが目立ち、地元シリーズでは打率.333、2本塁打、OPS(出塁率+長打率)1.067と圧倒的な活躍を見せています。さらに、ワールドシリーズでも打率.350、OPS.931と素晴らしい成績を収めました。
32歳のT・ヘルナンデスは、近年における安定したパフォーマンスからチーム間での争奪が予想されています。QO拒否により、今後は様々な球団との交渉が見込まれ、特に多くの球団が彼の獲得に動くことが予想されます。
実は、2012年に施行されたQO制度は、FA選手の流動性を高めるために導入されたもので、過去にはFA選手がQOを受諾するケースもありました。しかし、選手が他の球団と契約する場合、QOを受けた球団はドラフトピックを得る権利があります。これは球団にとって非常に重要な要素となっており、T・ヘルナンデスの動向は多くの球団に影響を与えることになるでしょう。
なお、今後のトレードやFA市場において、T・ヘルナンデスはどのようなキャリアを歩むのか、注目が集まります。彼の能力を評価する球団は数多く、熾烈な争奪戦が繰り広げられることが予想されています。