
「前代未聞でございます!」万博ガイドブックに「描きかけ状態」、作家がSNSで困惑投稿
2025-03-27
著者: 蒼太
2025年開催予定の大阪・関西万博の公式ガイドブックが、19日に発表され、著者の男性がSNSにて、ガイドブックに含まれる内容が「描きかけ状態のものが載った」と主張し注目を集めています。この男性は「編集部に知らされたら驚いていた」と説明し、「適切な修正を期待する」と述べています。
この男性は、著作権の専門家である青山瑞彦氏。彼は26日夜、X(旧Twitter)上で「前代未聞な事が起きました!『大阪・関西万博公式ガイドブック』で未来都市のイラストを描いてましたが、完成品ではなく、制作途中のレイアウト確認のために送られたものがそのまま載ってしまいました!」と主張。さらに、ガイドブックに掲載された「描きかけ状態」のイラストが、本来掲載されるべきだった内容よりも遥かに未完成であることを指摘しました。
実際にガイドブックに掲載された「描きかけ状態」のイラストと、元々提出されていた完成品のイラストがどのように異なるのかが問題視されています。「これは非常に重大なミスです。改善してもらいたいと思います!」とも述べています。
今回の万博のガイドブックは、おそらく全ページにわたって校正や確認がなされずに発行されたと思われ、全国の書店やインターネットでの購入が可能です。価格はB5判で360ページ、3080円という設定。日本国際博覧会協会(万博協会)の発表によると、英語版も出版される予定で、4月13日の開幕後は会場内のオフィシャルショップでも販売される見込みです。
協会側は、来場者の期待に応える内容となるように、記念品としての活用にも期待を寄せています。万博に向けた動きが加速する中、この意外な問題が影響を及ぼす可能性があるのか、今後の展開に注目です。特に、SNSでの盛り上がりや反響がどのように示されるのか、多くの人々が注視しています。万博が成功するか否か、期待と不安が入り交じる中、最後の仕上げとしての修正がどのように行われるのか、注目されます。