スポーツ
ラリージャパン主催者に対する2400万円の罰金通告。FIA、WRCがSS12一般車進入事案の詳細を発表
2024-11-24
著者: 海斗
2023年11月23日に行われたWRC世界ラリー選手権第13戦「ラリージャパン」で、競技内容に重大な問題が発生しました。SS12(ステージ12)において、通行許可が下りていない一般車両がコースに侵入する事態が発生し、これによりWRC主催者に対して2400万円(約15万ユーロ)の罰金が科せられることが決定されました。
この問題に関する具体的な詳細は、競技3日目の23日(土曜日)の午後10時33分頃に発生しました。1台のワンボックスカーが許可なしに競技コースに入ったことで、大きな混乱が生じました。SS12「愛南SS」のステージ内に侵入したことが確認され、他の選手の通行に影響を及ぼしました。そのため、WRCは競技規則に違反したとしてラリー主催者に対する罰金を決めたのです。
事件発生後、運営側は競技の続行を決定しましたが、警察が出動して混乱を鎮める必要がありました。さらに、10名以上のレース関連スタッフが安全上の理由で現場に派遣され、一般車両の進入を防ぐ措置が取りました。これにより、選手たちは安全に競技を続行できることとなりました。
WRCは競技の安全性を最優先に考えており、今後のイベントにおいて同様の事態が発生しないよう、より一層の安全対策が求められています。特にラリーイベントは特殊な環境で行われるため、一般の観客や車両の進入を厳しく管理する必要があります。