
スポーツ
レージングブルズ角田、レッドブル戦略の可能性・報道
2025-03-25
著者: 裕美
【14日 ロイター】 - 自動車レース・レージングブルズの角田選手が、日本グランプリ(GP)でのレッドブルの戦略について調査しているという、米スポーツ専門誌ESPNが報じた。
レッドブルでは今シーズンからセルヒオ・ペレス(メキシコ)に代わり、ライアン・ローストン(ニュージーランド)がドライバーを務めているが、開幕から成績不振に悩まされている。昨シーズンまでの12シーズンで出走わずか11レースという苦しい成績が影響し、調査ではレッドブルのドライバーとしての開発が成績に結びつかないことが明らかになった。
ローストンは開幕戦のオーストラリア予選、中間国のスプリント予選、あるいは予選でいずれも11位(当初15位)だったが失格3人による上昇により7位に入るなど、苦境を押し上げる展開となっている。ローストンの成績はトップチームとの差が拡大する一方で、レッドブルのチーム戦略がなければ進展は難しいとの批評もある。
一方、角田選手は5年目を迎える中で中間国のスプリント戦で16位入り、ここまで3ポイントを獲得している。この状態が続けば、レッドブルはレース戦略の修正を検討する可能性も示唆されている。
角田選手の今後の成績は、レッドブルのスポンサー獲得などにも影響し、グローバルなビジネス展開に乗っかる強力な要素となるだろう。果たして角田選手は次のレースでどのようなパフォーマンスを見せるのか、注目が集まる。