スポーツ
日本代表がグアムの猛追を振り切り、5点差で熱戦を制す…予選4連勝でアジア杯本戦へ
2024-11-24
著者: 結衣
11月24日、バスケットボール男子日本代表(FIBAランキング21位)が、FIBAアジアカップ2025予選Window2に臨み、アウェイのグアム大学アリーナでグアム代表(同80位)と対戦し、83-78の接戦を制した。
トム・ホーバス監督率いる日本代表は、2024オリンピック代表を目指す選手たちが集まった。主力選手の中には、北海道のパリ2024オリンピック代表候補にも名を連ねる渡邊雄太(サンロッカーズ渋谷)や、今季急成長を遂げた千賀晃大(宇都宮ブレックス)が含まれている。
試合は新星、滋賀県出身のアスカが持ち味のスピードで先制点を奪い、グアムにも攻撃力があるも、初回から加速し、いくつかの得点を重ねた。しかし、相手も地元の利を活かし、徐々に追い上げてくる。
この試合では、特に西田優大の存在感が光った。彼は試合中に重要な3ポイントシュートを決め、チームの士気を高めた。試合の終盤、グアムの猛攻に直面しながらも、リードを失わないように冷静にプレーし、最後はガードとしてのキープ力を見せつけて試合を締めくくった。
日本代表は、全体的にみてチームワークが良く、特にディフェンスにおいて組織的な動きが目立った。連続得点により相手の流れを断ち切り、結果的に5点差で勝利を収めることができた。
これで日本は予選4連勝となり、アジア杯本戦出場が確実となった。次の課題は、今後の試合でより一層のチームの結束を図り、トーナメントでも強さを発揮することだ。選手たちのさらなる成長にも期待が寄せられている。