[10月17日ロイター] - ウクライナの首都キエフやその周辺の主要都市で10月17日未明、爆発音が響いた。ウクライナとポーランドはロシア軍の攻撃だと報じており、ポーランド空軍は緊急発進したとの情報がある。

ポーランド軍の作戦指令部は、「ロシアが侵攻ミサイル、誘導ミサイル、無人航空機などを使ってウクライナ南部などの広範囲に大規模な攻撃を仕掛けており、ポーランドと同盟国の軍がポーランド領空で活動を開始した」と発表した。

「地上防空システムとレーダー監視システムは最高レベルの準備態勢を取った」と述べている。

ロイターの記者によると、ウクライナ南東部のドネツク、ブラックシー沿岸の港湾都市オデッサで爆発音が聞こえ、ウクライナ空軍は国内全域に空襲警報を発令した。ロシア軍による攻撃の規模は不明だ。

ウクライナ当局は予防措置として多くの地域の電力供給を停止したと説明した。