神奈川県警は12日、高知県香美市にて女性の遺体を遺棄したとされる自称郵便局員の男（45）を逮捕した。この事件は、神奈川県内の友人からの通報によって明るみに出た。

警察によると、男は10日午後18時15分から12日午前10時15分にかけて神宮市の飲食店従業員である山村あかりさん（31）を殺害し、遺体を北西部の山中に遺棄したとされている。友人の女性が、「山村さんから電話があったが、連絡がつかない。」という内容のメッセージを県警に送り、捜索が始まった。

神奈川県警は同日、午後11時40分頃に神宮市内のコンビニエンスストア駐車場で男の車を発見。防犯カメラの映像によると、男は同日に山村さんと一緒に移動していたと見られている。逮捕された時、男は一切の思い当たるふしがないと供述しているが、捜査は続いている。

最新の情報では、男は女性に対し「お金を貸してほしい」と言っていたとのことで、これが動機の一つとされている。事件を受け、神奈川県警は行方不明者の迅速な捜査とサポートの強化を誓い、地域の安全確保に努めると発表した。

この事件は愛情関係や金銭トラブルが関与している可能性があるため、今後の捜査には注目が集まる。警察は加害者の動機を解明するため、さらなる調査を進める方針だ。国民の不安を和らげるため、緊急連絡先も発表され、多くの市民が情報提供を呼びかけている。