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台湾、ヨーロッパでさらなる工場建設を計画 - 台湾科学技術部長の発言

2024-10-13

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台湾積体電路製造(TSMC)は、ヨーロッパに新たな工場を建設する計画を進めています。台湾の科学技術部の責任者が14日に行われた発表で明らかにし、TSMCは「ヨーロッパにおいて初のファブ施設を開設し、将来的には異なる市場セクターに対応するための次の数件のファブ施設の計画を既に立てている」と語りました。

台湾官僚によると、TSMCはヨーロッパに進出することで、新たな製造拠点を設け、米国や日本、ドイツといった国々と競争しながら、技術力を高める狙いがあると言います。

また、この計画では、TSMCが他の企業と協力し、欧州市場での事業拡大を目指しており、製造拠点の設立は特に重要とされています。新しい工場は650億ドル(約7兆円)を投じて設立される予定で、アリゾナ州に3つの工場を建設する計画とも連携しています。

「短期的には、台湾企業にとっては競争は激しさを増すだろうが、長期的には自らを向上させるために台湾企業にとって良い兆しだ」とも述べました。