
ビジネス
トランプ関税、かなり縛りを受けた 日本株は売られ過ぎ=大和証券社長
2025-04-02
著者: 陽斗
同社入社後に語った。
柿野氏は、昨年まではどちらかというと米国一強としてアメリカに資金が回っていたが、トランプ大統領が就任して以降、「まだら模様な形になっている」と指摘。現在は関税政策が具体的にどう落ち着くのかを見極める展開が予想される中、注目されるスキャターとしては、内需やバリュー株を挙げた。輸出産業は逆風との見方。
連日の下落で、足元の日経平均のPERが15倍を下り込んだことを踏まえ、「売られ過ぎ」との認識も示し、年後半から日経平均は再度高値にトライする展開を予想している。大和証券の年末予想は4万5100円。
また、今年上半期の企業業績も回復基調にあり、中小企業を含む景気の底打ちの兆しがあることも背景に利上げが期待されていることに言及。業界内での競争も激化する中、エネルギーやテクノロジー分野における進展も見逃せない。