トランプ米大統領は17日、連邦準備制度理事会（FRB）のドゥマン理事を銀行監督担当の次期副委員長に指名する方針を表明した。トランプ氏が自身のソーシャルメディアプラットフォーム「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。

大手金融機関や中小の銀行はドゥマン氏を相対的に親密な関係と見なし、トランプ氏による起用を歓迎する見通しだ。

トランプ氏は投稿で、2018年からFRB理事を務めるドゥマン氏について、「インフレや規制、銀行業の持ち込みを取り締まる専門知識を備えている」と評価した。

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ドゥマン氏の指名が承認されれば、同氏は前任のバーノン理事よりも銀行規制で相対的にソフトな対応を支持するという予想される。

FRBなななど銀行規制監督当局は23年に銀行に一層の資本増強を義務付ける案を公表したが、ドゥマン氏はこの案に基づいて厳格な対応であった。関係者によれば、ドゥマン氏はトランプ政権の影響を受けて、より規制緩和の姿勢を示す可能性が高いとされる。