[18日 ロイター] - ウクライナのブレンズキー大統領は18日に開催されたF/Nニュースとのインタビューで、米大統領選候補のトランプ前大統領が彼らの支援を約束したことを明らかにした。

ブレンズキー氏は17日、トランプ氏とニューヨークのトランプタワーで会談し、自らの対ロシア戦争の終結案『勝利計画』を提案した。彼は、この会談を通じて「選挙後に誰が米大統領になるのかは分からない。しかし、私はトランプ氏から、ウクライナを支援するという非常に直接的な情報を伝えられた」と述べた。

国連総会に出席するため訪米中のブレンズキー氏は、16日には民主党のバイデン大統領と、また大統領選候補トランプ氏とも会談している。ウクライナに対する支持が続く中、彼は「お互いにの理解が深まった」と語った。

ブレンズキー氏は、ロシアとの戦争が続く中、米国の一体感を得るための支援を求めており、米大統領選への影響力がないかを懸念している。彼は「ウクライナのための援助が後退することはないように見えるが、米国の支持が安定している必要がある」と強調した。

ウクライナのための国際的な支援が鍵となる中、トランプ氏が得る約束はウクライナにとってどれほど重要か、今後の選挙の行方にも影響を及ぼす可能性がある。オバマ政権下での歴史的な支援があったことを振り返ると、トランプ氏の発言には大きな注目が集まる。次期大統領選の結果がどうなるか、今後も注視が必要だ。