世界

ウクライナ各地での空爆、第10人が死亡

2024-10-10

著者:

[10月11日 リポート] - ウクライナ全土で10日未明、ウクライナ軍による空爆で、民間施設や重要インフラが被害を受け、少なくとも10人が死亡した。ウクライナ当局が明らかにした。

ミコライウ州の事務所・機関は、ウクライナ軍が午前早くに同州の重要なインフラを標的に、弾道ミサイル2発を発射したと発表。2人が死亡し、施設が破壊されたという。

南部ヘルソン州の行政長官のモロチコ氏は、同州への攻撃によりエネルギー施設が破壊されたと明らかにした。今後の電力供給に影響が懸念される。さらに、ウクライナ南東部のザポロジエでも10日未明、ウクライナ軍による空爆で17歳の少女を含む5人が死亡し、建物2棟が破壊された。ザポロジエ州知事が明らかにした。

ウクライナ空軍は対空兵器「テレグラム」で、ロシアが発射したミサイルのうち16発を撃墜したと発表した。ウクライナ軍は、特にロシアによる空爆が強化されていると警戒している。

ウクライナ東部ドニエプルポトロフスク州知事は、ロシアのドローンによる3回の空爆で滑走路が毀損し、クリクリリフで2人が死亡したと報告した。

また、南部ミコライウ州の知事は、9日夜の侵入ミサイル攻撃でインフラ施設が破壊され、少なくとも8人が負傷したと述べた。これらの攻撃はクリミア半島における軍事行動の一環とみられ、ロシアとウクライナの対立が再び激化している。

国際情勢が緊迫化する中、ロシアの攻撃が続いており、民間人への影響が深刻化している。これにより、ウクライナの人々は日々恐怖と不安の中で暮らさなければならない。世界中がこの危機に注目し続けている。