習主席、歴史・台湾問題に即した適切な対応要請 石破首相と初会談

2024-11-18

著者: 愛子

[東京 11月16日 リポーター] - 石破茂首相は11月15日、米国の習近平国家主席と初めての会談を行った。この会談では、中国メディアによると、習主席は日本側に歴史や台湾などの主要問題への「適切な対応」を求めた。

習主席は、特に自由貿易体制を守る重要性や、安全な供給網の確保の必要性について強調した。その中で、習主席は日本側の反応に対して「戦略的相互依存の強化」や「建設的な安全保障の構築」を進めることが大切だと言及した。さらに、中国製品の輸入再開を早期に実現するよう求めた。

石破首相は、また、尖閣諸島や日本に関連する安全保障問題についても言及し、地域の安定を図るための協力を促す姿勢を示した。習主席は中国側の意向として、最近の横行する日本人子供に対する殺傷事件を受け、在留日本人への安全対策強化が求められると述べた。

さらに、東シナ海での活動する中国軍の行動にも触れ、対話と協力が不可欠であると強調した。習主席にとっても、中米関係の緊張を和らげるため、日本との関係を重要視することが浮き彫りとなっている。

この会談は、習主席にとっても国際的な場での日本との初遭遇となり、注目を集めている。今後、日本と中国の関係がどのように進展していくのか、多くの国際メディアが注視している。