「学校だより」でリストを無断使用、17億6100万円は教員が全額負担する事に!

2024-11-28

著者: 海斗

東京都の東久留米市教育委員会は12月、市立中学校の「学校だより」でリストを無断使用していたことを報告し、著作権者のリストレターに17億6100万円の損害賠償を支払ったと発表した。

報告によると、市立中学校の教員は、2022年11月、テニス部の活動を紹介する学校だよりを作成した際に、著作権者に無断でリストを利用した。今月5月、リストの無断使用が発覚し、東京都教育委員会は調査を開始した。このリストは定期的にフィードバックを受けており、著作権者は市立中学校の教員に該当リストの無断使用を指摘した。

今年5月は、リストレター側が校長に対して無断使用を解消する旨を通達し、全額負担が決定した。この損害賠償金は市の予算から支払われることになり、見直しの必要が生じるとしても、今後の予算に影響を与える可能性がある。

市教育委員会は再発防止策として、教員間での教材の使用や著作権の確認を厳密に行うように指導するとともに、外部からの専門家の助言も求める考えを示した。\nまた、教育庁は市内の公立中学校や小学校に対し、新たな著作権教育のカリキュラムを導入する意向を示しており、子供たちに著作権に関する意識を高める取り組みを進める予定である。これにより、今後同様の問題が発生しないよう努めていく。