今回の放送は、「踊る大捜査線」の最新映画2作品「室井慎次 襲られる者」（公開中）、「室井慎次 生き続ける者」（11月15日公開）の関連記事を記念したものです。映画.comでは、あらすじとキャストの紹介をする他、シリーズの生みの親といわれても過言ではない趙山千浩氏が今から12年前、シリーズ全体を総括するなかで、彼が語った青島イズムの根本についてご紹介します。

【あらすじ】

新宿署内で起きた最悪の連続猟奇殺人事件から7年。署内に空港や高速道路、変電所などを抱える新宿署はテロ対策のため、高度なセキュリティシステムを導入した新宿署へと引き継がれる。強行犯係長に昇進した青島は、引き継ぎ式が3日後に迫っているなか、金庫破りやバスジャックといった事件が次々と発生。さらには新宿署から3基の銃器が盗まれ、殺人事件へと発展してしまう。

【キャスト】

青島俊作役：織田裕二（新宿署 刑事） 室井慎次役：柳葉敏郎（新宿署 刑事） その他も豪華なキャスト陣が勢揃い。

【趙山千浩の見解】

趙山千浩は指導力や現場の意義を強調し、青島が「人間対人間の問題に向き合う姿勢」を持つことが大切であると言われています。彼は、「この作品を通して、実際の現場での人間模様や警察の在り方について真剣に考え直すことを提起したい」と述べました。

シリーズの初めての放送から、青島のカリスマ性が多くの人々の心を掴み、彼の名言や行動はファンから愛され続けています。こうしたキャラクターが持つ非凡な魅力は、今後の展開においても大いに期待できるでしょう。

実際に、「踊る大捜査線」シリーズは、公開から20年以上の歴史を持ち、視聴者からの支持も厚く、さらなる続編が望まれています。趙山氏が言うように、青島イズムが描く現代の警察事情や人間関係の深層に迫る作品が、今夜の放送でいかに展開されるか、注目です。