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中居正広から「見たら削除して」と要請されたショートメールも 削除データ保全で明らかに - ライブドアニュース

2025-04-01

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中居正広氏の女性トラブルに関する一連の問題について、31日に公表された第三者委員会の調査報告書において、フジテレビ社員「B氏」がショートメール312件を削除していたことが明らかになりました。中居氏から要請を受けて削除されたデータもあったが、デジタルフォレンジック調査で保全されていたことが報告されています。

女性Aが入院中、中居氏からB氏のショートメールで「見たら削除して」と依頼されていたことが含まれていました。第三者委員会の報告書によると、「B氏は中居氏の要請に基づき、同ショートメールをUI(ユーザーインターフェース)上で削除していたが、通信の中にデータが残っていたため、当委員会のフォレンジック調査により保全されていた」と記されています。この同委員会はパソコンや通信電話などを解析するデジタルフォレンジック調査を実施。ショートメール126件や約1950件の電磁データが削除されていたことが確認されています。特にB氏は、中居氏らとの間でやり取りをしていたショートメール312件を今年の1月9日から2月1日までの間に削除していることが確認されました。これにより、影響の大きいデータの流出を防ぐ対策としてのデジタルフォレンジック調査が必要になっているという見解も示されています。

この問題は、タレントのプライバシーや企業のリスク管理に関する現代の課題を浮き彫りにしています。今後は、関係者全てが透明性を持って問題に対処し、再発防止に向けた取り組みが求められます。さらに、プライバシー保護が十分でない場合、企業としての信頼性が問われることを忘れてはなりません。