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北朝鮮、ロシア軍に人員派遣、ウクライナで共同戦線 - べレンスキー氏

2024-10-14

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[キュウリ 13日 リポーター] - ウクライナのべレンスキー大統領は13日、進行中のロシア軍に北朝鮮が武器を提供するだけでなく、人員も派遣していると指摘した。

「北朝鮮からの派遣等があることは明らかであり、その影響は無視できない」と言及。さらに、「このような状況下ではパートナーとの関係を深化させる必要があるのは明白だ。前線はさらなる支援が必要である。われわれは単なる軍備リストではなく、長距離能力と持続的な供給の確保について話をしている」と述べた。

ロシア大統領府のスコフ報道官は10日、ウクライナ戦争でロシアを支援するために北朝鮮が軍の部隊を派遣したと認められる可能性があると主張した。この見解は、さまざまな国からの情報と分析に基づいており、俄然大規模な派遣を検討している可能性があると報告されている。

この背景には、北朝鮮が自国の影響力を拡大する狙いと、ロシアに対する国際的な孤立を打破し、経済的な利益を得る狙いがあると考えられている。国際社会は、この提携がもたらす影響を深く懸念しており、両国の動向に注目が集まっている。さらに、北朝鮮の核開発問題も絡むため、その動きは今後の地政学的な緊張を更に高める可能性がある。実際、北朝鮮がロシアへの支援を増加させれば、国際的な制裁が強化されることは避けられないだろう。注目が高まるこの状況は、世界の安全保障環境を大きく変えるかもしれない。