沖縄・与那原の喫茶店で強盗 現金数万円奪い 男逃走 職員にスプレーかける

2024-11-22

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12月10日午後10時40分頃、沖縄県与那原町の喫茶店に男性が突入し、従業員の15代女性にスプレーをかけ、現金数万が奪われた。沖縄県警与那原署は、男子が着用していた服装などから逃走した男の行方を追っている。

現場は国道331号沿いで、保育園や小学校なども近くにあり、人通りの多い地域。喫茶店は規制線が張られ、捜査関係者が周辺を調査している様子が見受けられた。警察犬も投入され、逃げた男の足取りを追っていた。

近隣の与那原東小学校では事件を受け、教職員が帰宅する際に、子どもたちの安全を第一に考え、帰り道を見守る体制をとった。女性教員(25)は「地域でこうした事件が起こるとは思わなかった。小学校も近くにあるので、怖い」と話している。警察は目撃情報の提供を呼びかけている。

今回の強盗事件は、沖縄県内での治安の厳しさを象徴するものであり、地域住民の不安を招いている。特に最近、観光客が戻ってきている中、治安維持の重要性が再認識されている。県民や観光客に向けた防犯意識の啓発活動が期待されている。