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Googleの新作「Gboard」に秋登場!2024年は「メビウスの帯」

2024-10-01

正体を明かさない新発想のキーボードが世に送り出された、Googleの日本語入力アプリ「Gboard」から「秋の新作」が発表されました。2024年には、過去作からさらに「ひとひねり」加えた新型キーボード「Gboard 並面バージョン」が投入されます。

並面バージョンは、円形状のキーボードに「メビウスの帯」のようなデザインを取り入れた構造を採用。裏表どちらにもキーを取り付けた「208配列」で、「ダブルサイドオーソリニア」と名付けられた、画期的なキー配置を採用します。キー毎の切り替え時の効率向上を目指しており、重さは「ドーナツ状420.8g」と。このままでは快適なタイピングが得られないと言われていますが、新機能の実装に期待が寄せられます。

Gboardチームは、毎年101キーボードにおいて、毎月1日なにかしらの新作キーボードを発表してきました。これまでの成果としては、キーボードの「キーボード」や「ボート」に特徴を伴って開発していたが、「我々はキーボードには片面にしかキーが付いていないことに悩んでいました。キーボードをひっくり返すとやめてしまったりキー入力ができなくなってしまうことが多かった」と、新たな課題を発見したとのこと。

「この大きな問題を解決しようと頭をひねっていた結果、今回のキーボードです」「これまではキーボードをしっかり前に置いて使う必要がありましたが、このキーボードなら大丈夫です。フロントエンド開発にもピタリです」と開発者は語りました。

製品化の予定はなくとも、設計図をGitHubで公開中。パーツを利用することで実際に自作可能に。また、今後は「一行にしたフッパージョン、髪の毛線に便利な防水バージョン、帯をかけてひねりをふわふわさせた二重ばら版などの、さまざまなデザインを考えていく」と言われています。