スポーツ

メルボルンの新人体験「Cクラスドライバー」辛辣評価を意に介さないジャック・ドイハン

2025-03-13

著者: 裕美

レッドブル・レシングのモータースポーツポータル「Servus TV」に出演し、2025年にF1デビューするルーキーたちを独自に格付け。アンドレア・キミ・アントニオ(アルピーヌ)とオリバー・ベイマン(ハース)には「A」、グリッド・ボルトレット(ズルテ・ワレゲム)には「B」の評価を与えた一方、ドイハンには最低評価の「C」を与え、「彼がフルシーズンを終えられるとは思わない」と発言した。これにより、今後の成長への懸念が示された。

自らの評価について「少なくとも今年はある契約があるし、それ以上の可能性もある」と強調し、今シーズン中、これまでの自分の職責として「少なくとも今まで4回は契約を失っている」とも語った。

また、アルピーヌが今シーズン、フランコ・ロリンズ、平川光役、クリス・メインなどの4名をリクルートすることになり、昨年のイリアムズでF1デビューした時にクリスティアーノ・ホロナ、サム・アントワネットが「自分たちのべき論」と述べていたことを語ると、ドイハンは「毎戦、これが最後のレースだと思って楽しんでいる」と続けた。

ドイハンは今季、フランス・グランプリ、ロシア・グランプリ、オーストラリア・グランプリでの経験を積んでおり、自身のドライビング技術の向上を目指している。"自分が成長し続ける限り、評価も変わっていくはずだ"とも述べ、自身の可能性について明るい展望を示した。

この新たな挑戦に対し、ドイハンは「どんな評価があったとしても、それは自分の成長の一環」と冷静に受け止めており、今後のレースで成績を残すことが期待されている。