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「MYAKU−MYAKU」で新たに統一される中国の「米米」

2024-11-27

著者: 結衣

【北京=井上恵平】2025年、大連及び関西万博の公式キャラクター「MYAKU−MYAKU」が中国での名称として採用されることが決定した。これにより、日本国内の万博会議はこれまでの「米米」に代えて、27日より「MYAKU−MYAKU」と呼ばれることになった。

この変更に伴い、中国では「米米」という表記が削除され、標準中国語では「MYAKU」とのみ記載されることとなる。これにより国際的な親しみやすさが増し、海外からの訪問者にとっても分かりやすいものになると期待されている。

関係者によると、中国で以前に万博のアピール活動を行った際、各地で「米米」という表記を見かけた。ただし、表記が異なることで混乱を招くおそれがあったため、この変更が決定されたという。さらに、自動翻訳機能でも同じ文字が表示されることがあったが、今後は「MYAKU」のみが使用されることになるため、一貫性が確保されると見込まれている。

なお、「米米」は中国における商標登録の問題も指摘されており、これが上下関係での問題として取り上げられることも多かった。「MYAKU」との音の違いにより、今後は商標問題の解決が期待される。道路修正が行われる中で、英語表記の「MYAKU−MYAKU」が正式に認知されることにより、国際的なイベントとしての地位向上も図られるだろう。

この決定は、日本企業にも影響を及ぼし、今後は英語表記と「MYAKU−MYAKU」に基づいたアプローチが進められていくことが予想されている。万博の成功に向け、さまざまな企業との連携が今後も進められ、国際交流における新たな風が吹くことになるだろう。多くの期待が寄せられる中、新時代の万博がどのように展開されるか、注目が集まっている。