テクノロジー

PasocomMini PC-8801mkIISRがCEATECでデモ展示。専用モニターの試作機も

2024-10-08

著者: 結衣

電波新聞社マイコンソフト事業部は、10月15日から18日の間に開催される「CEATEC 2024」にて、2025年春発売予定の「PasocomMini PC-8801mkIISR」のデモ展示を実施する。

この展示では、手のひらサイズのミニコンピュータ「PasocomMini PC-8801mkIISR」と、同時発表予定の専用モニターの試作機が披露され、BASICプログラム実行のデモも行われる。また、モニターの適合フレーム設計も確認できるとのこと。

PasocomMini PC-8801mkIISRは、NECが1985年に発売したハイエンドPC「PC-8801mkIISR」を4分の1サイズで再現した製品だ。N88-BASIC Ver.2.0を搭載しており、10本以上のマイコンボードが接続できる予定となっている。その価格は子供向け教育用途も考慮し、3万3,000円を見込んでいる。

さらに、同ブースでは、RGBカラー対応キャプチャボード「SC400N1-L HDV」、地上デジタル対応超小型OFDM変調器「XHEAD-USB」の展示、電子工作マガジンの販売なども行われる予定だ。この機会に、往年の名機の復活を体験してみてはいかがだろうか。